今回は外壁調査における無足場工法について説明します。
無足場工法とは、マンションやビルの修繕の際に足場を使わずに行うというものです。
無足場工法の種類は、ロープアクセス、ゴンドラ、ブランコなど様々です。
無足場工法のメリットとデメリットについて考えてみましょう
メリット
①費用が安い
足場を組む必要がないのでその分の費用を削減できます。
②工期が短い
足場を組んだり解体したりしないので、それらの時間を省けます。
③狭いところでも施行が可能
人間一人分のスペースがあれば、降りることができるので足場を組めないようなところでも施行可能です。
④防犯面に優れている
足場を組むと、足場からの侵入によって、盗難などのリスクがありますがそれらがありません。
⑤変わらない景観
足場を組むと、シートで覆われ工事中であることは一目瞭然で、テナントの営業に支障が出るかもしれませんが、ロープアクセスなら心配ありません。
⑥自然災害時のリスク
強風などで足場が崩れてしまうリスクなどがないです。
デメリット
①広範囲の作業はできない
無測場工法は釣り下がりながらの作業で上下方向の動きしかできません。
②対応できない施設がある
屋上に吊元がない場合は施工できません。
③落下物の危険
物にはすべてセーフティーコードを付けているので落ちることはほとんどないですが、何かの拍子で落ちてしまうことがあるかもしれません。
今回は無足場工法について紹介しました。将来的には技術発展して新しい無足場工法のやり方が出てくるなんてこともあるかもしれませんね!