外壁打診点検 ID

IDとは??

外壁打診点検で使用するIDについて説明をしていきます。
ID(アイディー)は下降器とも呼ばれていると思いますが、どういった場面で使用されているかなど特徴や使い方を紹介いていきたいと思います。

IDは下降器とも呼ばれており、高い所から下に降りていくときに使用する道具です。
まず、IDがどのような物、下の写真をご覧ください。

 

使用方法

使い方ですが、このIDにカラビナを付け、ハーネスに装着して使用します。
ハーネスに装着したIDにロープを通し、黒色のレバーを引きながら、下に降りていきます。

簡単に使い方を説明しましたが、自分の命を預ける大事な道具ですので、使用するときはしっかりと指導者に教わり、十分な訓練をしてから使用するようにお願いいたします。

高所作業をするには高所特別教育を受けなくてはなりません。
講習も行っていいますので、仕事で高所作業をする方、趣味などで高い所に行きたい方など、興味のある方はぜひ受講を検討してみてください。
ロープレスキューやスイフトウォーターレスキューの講習会の実施や資器材の販売

 

外壁打診点検

実際にIDを使用して外壁打診点検を行っている様子です。

ロープはメインとビレーと言って2本のロープを使用して降下していきます。
メインロープにIDを装着して、自分で操作しながら作業したい場所まで下降し、調査を行います。

危険ではないのかとよく聞かれたりもしますが、十分に安全が保障されている機材を使い、安全第一で調査を行っています。もちろん特別教育も受け、しっかりと訓練をし作業を行っています。

ロープアクセス工法と呼ばれる方法で、調査をしています。
詳細はこちらです。
ロープアクセス工法とは?

 

最後に…

IDは私たちのような外壁調査にも使用しますし、消防や警察、自衛隊などといった、救助活動を仕事にしている人たちも使用しています。

このような特殊な道具や作業はあまり身近にあるものではないので、わかりずらいとは思いますが、普段の生活を安心して安全に暮らすことが出来るものこういった道具がるからです。

この道具を使用して、人々の安全な生活を支えているのだと思うと、私たちの仕事にとても誇りが持てます。
こういった仕事もあるということを、皆さんに知っていただき、興味のある方はぜひ、一緒に働いて行けたらと思います!