外壁打診調査とロボット

今回は外壁打診調査とロボットについて話していきたいともいます。

 

当社ではまだロボットの活用はしていませんが将来的に外壁打診調査はロボットが行っていく未来もあるかもしれませんね!

 

あくまでも推測ですが、外壁打診調査でロボットを使うメリット、デメリットを考えてみましょう。

 

メリット

①安全性の向上

高所作業をロボットが行うことで人間が行うよりもリスクを軽減できる

②作業効率の向上

連続して作業可能なロボットは人間よりも効率的に作業できる

③作業環境への適応

悪天候や特殊な環境に対応できるロボットが発明されるかもしれない

 

デメリット

①初期投資と運用コスト

ロボットを導入するためには莫大な初期補用とメンテナンス料がかかるかもしれない

②技術の制約

複雑な構造や環境下で同じように作業できるのか

③人間の洞察力の不足

特に微細な変化や判断においては人間の洞察力や経験にはまだまだ及ばない場合が考えられる

 

私が個人的に思うロボットと人間の違いは、ロボットは疲れないということです。外壁打診現場の仕事はロープを運んだり、懸垂下降の際に踏ん張ったりと、力仕事が意外とあるんです。それがないロボットはとても羨ましい。

 

ここ数年でドローン技術の発達が著しく現在は赤外線カメラを搭載したドローンを使用して調査をすることが珍しくありません。しかしながら、赤外線カメラで調査を行うので、晴れている日にしか実施できませんし、日が当たらないところにはそもそも実施できません。だからそのような場所には実際に打診をする”たたく”機能を搭載したロボットが必要になってきます。

 

現在では多くの企業が実際にたたくロボットを開発しています。まだまだ、コストや効率の面を考えると人間が行う方がいい場面は多いです。しかし、実際に実用化されているところもあるようなので今後の技術発展に期待したいですね。