マンションの外壁調査をするときにどのような方法があるのを皆さんご存知でしょうか?
外壁調査は、目的や条件に合った調査方法を選ぶことが出来ます。
そもそも、マンションの外壁調査はなぜやらなくてはいけないのか、疑問に思う方もいると思います。
理由としては、建築基準法で調査・報告が義務化されてるからです。事故を未然に防ぐために外壁の状態を調査し、異常があれば修繕するといった流れになっています。
外壁調査の義務については以前紹介していますので、詳しい内容はこちらからご覧ください。
外壁打診調査の義務とは?
外壁調査の方法は2つに分かれており、「打診調査」と「赤外線調査」があります。
この2つの方法を併用して調査することもあります。
それぞれの調査をする工法は色々あります。
私たちが行っている調査方法は「打診調査」のロープアクセス工法です。
その名の通り、屋上からロープを使って下降しながら打診調査をする方法です。
他の打診調査は、
・足場調査
・ゴンドラ調査
・高所作業車調査 などがあります。
もう1つの「赤外線調査」は特殊なカメラで撮影して調査をする方法です。
足場を組まずに地上から調査をします。今では、ドローンを使って赤外線調査をすることも可能になっています。
詳しい説明は別のブログで紹介しています。
外壁調査と赤外線調査
外壁調査とドローン
このように、外壁調査の方法は様々で、それぞれメリット・デメリットがあります。
マンションの構造や調査にかけれる費用など、その時々で条件があると思いますので、それに合った調査方法を見つけてください。
外壁調査は建築基準法で義務化されています。
安心して暮らせるように、調査は行うようにしましょう。
調査の対象になっているかどうかを知りたい方は、国土交通省や各都道府県庁に問い合わせてみてください。
建築基準法に基づく定期報告制度について(国土交通省)